私は翼に恋をした

世那side⭐

そんなこんなで私は大翔に抱えられたまま校門をくぐった。


「おはよーございまーす!...って世那!?!?」
とおどろく紗彩。


まあ無理もない。



「大翔、やるじゃん。」
と冷やかす生徒会長。


「お前もな。」
負けじと大翔も紗彩が首にかけてるタオルをみて返す。


「きゃー!一条くんよ!」


「あの子誰?なんでお姫様だっこされてんの?」


「ほんとっ!あっ!あれだよ、ほら。2年のかわいくて有名な...えーっと」



「結城世那!やっぱかわいいねー!でも2年のくせにっ!」
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