私は翼に恋をした
「はい、どーぞ。」


私は保健室のベッドに座らされると大翔はテープやら湿布やらをテキパキだし始めた。



「慣れてんねぇ。こんなたくさん、引き出しあんのに。保健室、今年初だわ。」



と私が感心してると湿布をハサミで切りながら答える。



「まあね。よく怪我するから世輪になってるしー。手当てもうまいよ、俺。」



「自分でいっちゃうんだ...テーピングもできんの?」


「元カノに教えてもらった。」
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