嘘つきな私。
prologue
好きな飲み物がいつの間にか

レモンティーからミルクティーに

変わってしまうように

人の心も いつの間にか変わってしまう


“本当は好きじゃなかった”

そんなのは ただの言い訳


自分を正当化する為につく嘘


人は自分を守る為に嘘をつく

自分じゃない誰かを守る時に

嘘をつく人なんて ほとんどいない


本当はわかってるよね?

ただ認めたくないだけ


でもね あなたのその一言で

傷つく人がいるってことを

忘れちゃいけない


自分を守った分だけ

他の人を傷つけてしまうことだって

あるんだから



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