嘘つきな私。
その日の夜
ブーッブーッ
鳴り響く携帯の音
ディスプレイには 知らないアドレス
差出人:ryu-sei0613
宛先:miichan0306
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
アドレス登録しといて!
青木 流星
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
そういえば 今日アドレス教えたなぁ
なんて考えながら
一応 “流星くん”と登録した
次の日の学校でのこと
「美月〜聞いて!昨日、直哉がな〜」
教室に到着してすぐに駆け寄ってくる
親友の麻耶
「なに、どしたん」
なんて私が聞き返せば
それからずっと直哉くんの話をする
直哉というのは、麻耶の幼なじみで
きっと二人は両思いなんじゃないかと
私は思っている
「ところで 美月は?」
「へ?」
「なんかないの?最近」
「ないよ」
こういうと麻耶はふーんと
何かを知っているかのように笑った
変な奴 なんて思ったってことは
麻耶には秘密
ブーッブーッ
鳴り響く携帯の音
ディスプレイには 知らないアドレス
差出人:ryu-sei0613
宛先:miichan0306
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アドレス登録しといて!
青木 流星
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そういえば 今日アドレス教えたなぁ
なんて考えながら
一応 “流星くん”と登録した
次の日の学校でのこと
「美月〜聞いて!昨日、直哉がな〜」
教室に到着してすぐに駆け寄ってくる
親友の麻耶
「なに、どしたん」
なんて私が聞き返せば
それからずっと直哉くんの話をする
直哉というのは、麻耶の幼なじみで
きっと二人は両思いなんじゃないかと
私は思っている
「ところで 美月は?」
「へ?」
「なんかないの?最近」
「ないよ」
こういうと麻耶はふーんと
何かを知っているかのように笑った
変な奴 なんて思ったってことは
麻耶には秘密