はると先輩
「~~っ!こ、これっ!使ってください!」
声が、震える。
しばらくして、勢いよくだした絆創膏に手が触れるのがわかった
触れた手先がジン・・と熱くなる
「・・・ありがとう」
(―――っ)
上を見上げると、
「いっいえっ!」
初めて見た先輩の笑顔があった。
あたしに、向けられた笑顔。
「そっ、それじゃあ!」
素早く先輩の元を立ち去る。
―――プーっ
タイミングよく電車がきてくれてよかった。
声が、震える。
しばらくして、勢いよくだした絆創膏に手が触れるのがわかった
触れた手先がジン・・と熱くなる
「・・・ありがとう」
(―――っ)
上を見上げると、
「いっいえっ!」
初めて見た先輩の笑顔があった。
あたしに、向けられた笑顔。
「そっ、それじゃあ!」
素早く先輩の元を立ち去る。
―――プーっ
タイミングよく電車がきてくれてよかった。