はると先輩
えーっと・・・あたしの下駄箱は・・・



なんて考え事をしてると背中に何かがぶつかった。



「は~るっおはよっ」


「みっちゃん!おはよ~」



ぶつかったのはみっちゃんだった。



瑞希だから、みっちゃん。



クラスで一番仲のいい子。



入学式の日にみっちゃんが声をかけてくれなかったらきっとあたしは今でも一人で過ごしてたんだと思う。



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