一途な彼と不器用彼女①
なんて思っていると目の前に見覚えのある顔が。
「お前らの助っ人として来てやったぞ~!
ってかこいつら二階にいたからつれてきたけど?ニヤニヤ
ってかこの餓鬼どっかで見たことあるな!
たしか...。
そーかそーか、こいつはあの紺野組の娘の子供らだったな!
ガハハハハ!これで紺野組も動けねーだろよ!」
そーだ...こいつはこの間優依たちを誘拐した上條の若だったな...。
梨絵「い、いや...!な、ナイフ...!
クッ...や、やめてよぉ...私を殺さないでよぉ...。
まだ私生きたいのッ...!
ヒック...私だって...ヒック...まだ子供が...ほしい夢かなってない...もんッ!
なのに...ヒック...どうして...ヒック...ウー...」
そういや昔梨絵が“私の幸せは~”なんて語っていた気がする。
そんなかに子供がほしいって言ってたような...。
蒼依「.........。」
上條若「さすがのお前も手出しできねーか!
だろうな!お前の子供が危険に晒されてるんだからな!
それに自分の仲間が首にナイフ突きつけられているからな!
ハハハ!これで俺ら神辺組が世界1だ!
お嬢ちゃんには悪いがこいつらの仲間になるからこんな様になるんだよ!
自分の運命を憎めよぉ~!」
いや誰も手出しできねー言ってないしな。
あほじゃねーの?
って阿呆か...。
梨絵「ヒック...こんな事になるなら...もう蒼依たちといなきゃ良かったァ...ヒック」
へーー...そういうことか。
梨絵がその気なら私も協力してあげる。
なんだって面白いほうが楽しいじゃない?ニヤリ
さぁこれから素晴らしいshowの始まりだ。