一途な彼と不器用彼女①


まぁ梨絵や優依や蒼兎はそんな事しないってわかっているけど。


なんでわかるの?って思った人もう少し待てばわかるから。


すると


溝端「ハハ...じゃあお嬢ちゃんはこのナイフであいつを殺せよ。
子供らはこの銃であいつ殺せ。
できたらお前らを解放してやるよ。」


溝端組組長はこう言い優依たちの目の前にナイフ一本と銃2丁を差し出した。


多分ここは3人ともこのものを取って...。


私に向かってくるはず...。


梨絵「わかった...!
蒼依を殺せば命は助かる!
なら私はやる。」


優依・蒼兎「優依もする(僕もする)」


ほらね?


三人とも私の言ったとおり一人ずつ武器を持った。


そして


梨絵「蒼依!しねぇー!」


って言って梨絵は私の方に走ってきて優依達は引き金を引いた。


もちろん私たち側の人は「蒼依っ!」とか「やめろっ!」とか言って敵の方は笑っている。



まぁ、まともな奴でもまともじゃないやつでもどちらかの反応は絶対するだろうね。


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