一途な彼と不器用彼女①
そんな事できるかよ...!
それじゃまるであの時と一緒じゃねーか。
相手は頑張って病気と闘おうとしているのに俺は何もできない。
まったくあの時と同じじゃねーかよ...。
そんなの俺にはできねーよ。
陸「んじゃ...!?
俺らは!蒼依が死んでいくのを黙って見守れっと...!?
んな事俺にはできねーよ!!!
んな事...。」
疾風「陸の意見はわかる。
でもなそんなお前にもわかるだろ?
好きな奴には幸せになってほしい。
あいつのしたい事をしてあげたい。
そう言った俺らの願いはわかるだろ?
だから俺らは残り一年の蒼依の命を大切に思ってそしてあいつのしたい事をしてあげる事が蒼依にしてあげるられる最後の事だと思って蒼依のしたいようにしてやってるだけだ。」
.........っ!
確かに理事長のいう文もわかる。
なら俺はどうしたらいいんだよ...!
何が正しくて何が間違っているんだよ...!
じゃあ俺はどうしたらいいんだよ...。
梨絵「まぁとりあえずこんな所かしら?
でもこれを蒼依に言ったらどうなるかわかるわよね...?
って言おうとしたけどたぶん蒼依にはばれてるよ。
蒼依は鋭いからね。
でも蒼依に深くその事について聞かないでね。
蒼依をこれ以上傷つけないためよ...。
まぁとりあえず...ね?」
陸「わかった。」
俺は今日...
蒼依の秘密2つを知ってしまったんだ...。