一途な彼と不器用彼女①


ってついつい殺気がでたわ。


.........................。


って私!?!?


?「おい、俺に殺気を向けるとかいい度胸だな」


や、やっぱり私だわ。


とりあえず振り向くぐらいした方がいいわよね?


優依「あー!りぃくぅ!」


陸「よー優依、蒼兎。
蒼依俺昨日なんて言った」


一匹の鬼が...い、いや間違えた。


鬼になった陸が...。


陸「はぁ...。まあ乗れ。
優依達が遅刻する。」


蒼依「あ、うん。」


こ、これは許してもらったのかしら?


陸「ボソっ)後で覚えてろよ」


こ、これは絶対許してないわね。


私の命がやばいわね。


これは覚悟してた方がいいわね。


ガチャ...


蒼依「...失礼します?
ってあんたらも乗ってたのね。」


ついつい“?”が付いちゃった。


だってこういうときってなんて言ったらいいかわからないし。


お邪魔します。じゃなにか違うし。


お願いします。ってまだ車に乗ってないし。


だから失礼します?ってなってしまった。


夏々「蒼依疑問系になってるよ!」


うん、夏々ちゃんそこには触れないでよ。


戒「昨日あれだけ暴れたのによく起きれるよな。」


私は問題児か何かか?


せめて喧嘩したって言ってくれ。


陸「おい、前にも言ったよな?
1人で出歩くなって。
お前は危機感感じろ。」


いやいや、危機感はこれでも感じてます。


< 194 / 356 >

この作品をシェア

pagetop