一途な彼と不器用彼女①
ピンポン...
疾風「えー...今から呼ぶ生徒は理事長室までこいよー。
2年A組陸、戒、潤、魁柊、那緒、夏々計6人は...うんそうだな。ニヤリ
15秒までにこねーとパンダの中に放り込むぞ。
続いてー先生の呼び出しをー。
空良おめーは10秒...いや7秒でこねーと蒼依にあの事言うぞ。
じゃあただいま呼んだやつら速やかにこいよー!」
ピンポン...ブチッ。
おいおい...今の放送なんだよ。
まず理事長放送ぐらい最後まで流してやれよ。
ピンポンしかなってないからみんな家のチャイム音かと勘違いするだろうが。
それに15秒以内に理事長室に来いとか無理だろ。
ふざけんじゃねーぞ。
って思ってても実際は言わねーけどな。
だって理事長かの有名な“blue rose”の元総長だしな。
まぁとりあえず行かねーと俺の命がねーな。
陸「悪いな...蒼依。
すぐ帰ってくるからな。」
俺はそういい蒼依に口づけをした。
あ、もちろん口じゃねーぞ?
ちゃんとお互いの気持ちが重なったときまで口はダメだ。
って正論ぶっている余裕もないんだったな。
一秒一秒時間が迫ってきているんだ。
早く理事長室に行かねーとな。
こうして俺は蒼依に俺のブレザーをかけて理事長室まで向かった。