一途な彼と不器用彼女①


少女はパニックになり、少数の人は警察や救急車に連絡し、残りの多半数は野次馬で。


例の車と言うと少年をひいたあと急いでどこかにいってしまった。


だが私はみてしまったんだ。


犯人の顔を...。


ニヤリと笑いながらあいつは少女を見てたんだ。


私はふと思ったんだ。


あの犯人の顔はどこかで見たことがある...ってね...。


ただどこであったのか...。


いつ会ったのか...。


全然わからない。


私はひたすら記憶の中を探っているときまた眩しい光に包まれた。



そして私は夢の世界から消え去った。


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