一途な彼と不器用彼女①
蒼依「あ、そうだ。
陸悪いんだけど洗濯物取り込んでもらってもいいかしら?」
あ、そういえばベランダに洗濯物ほしてあるじゃねーか。
居候の身だし手伝った方がいいよな?
陸「ああ、わかった。
ちょっとごめんなー、優依。
洗濯物取り込んでくるからな。」
俺こう見えて家事とかできる。
俺の両親有紗が病気の時共働きだったから俺が家事してたから全般できる。
まぁ、今は普通に両親がやるけどな。
優依「えっ!じゃあ早く帰ってきてねぇ!」
陸「わかった。
じゃあ少しごめんな?」
と俺は言うと優依をソファーに下ろして俺はベランダへと向かう。
ガラガラガラ...
ってかさっきから気づかなかったけどここって結構眺めいい。
町の全体を見渡せる感じだ。
あ、俺親に蒼依んちに居候すること伝えてない。
まぁ、洗濯物取り込んでからでいっか。
たぶん親も知り合いからの頼みだって言えばわかってくれる。
まぁ俺の親も元は暴走族とその姫だしな。
どこのチームかは言ってくれないんだけどな。
なんて考えながらするともう洗濯物は取り込めていた。
じゃあ親にメールしてからこの洗濯物を畳むとするか。
ガラガラガラ...
それにしてもここに入ったとたんに良いにおいがした。
この臭いはカレーか?
陸「蒼依洗濯物取り込んだ。」
蒼依「ありがと。
こっちもできたし...。
優依、蒼兎ご飯だよ。」
蒼兎「やった!
ママ今日ご飯なに?」
蒼依「今日はカレーだよ?
さっさ二人とも椅子に座って!
陸も洗濯ものその辺においてご飯にしましょ?」
やっぱしカレーだったか。
まぁ俺は別に好き嫌いがないから別にいいが。
たぶんカレーは蒼兎の大好物だったんだろうな。
だって今すげー嬉しそうだからな。
まぁ、俺もとりあえず席につくとしようかな。
そして俺は洗濯物を隅に置き二つ空いている椅子の左側に座ってご飯を食べた。