一途な彼と不器用彼女①
*陸side*


俺たちは今屋上にいる。


俺らの下っ端が黒蝶に助けられてから約三週間ちょいが過ぎた。


今でも闇討ちが起こっている。


でも最近わかったことがある。


闇討ちしている者は蛇鬼とかいう族で。


蛇鬼は一人の女を探しているとかなんだか。


なんで探しているかはわからないんだけどな。


でもさすがに俺らの下っ端もほぼ毎日闇討ちされてたら人数も減ってくる。


いったい蛇鬼のやつらは何のために俺らを...?


蒼依「ごめん、疾風に捕まってた。」


夏々「蒼依おそいよ!」


蒼依「あのくそじじいにいってくれ。」


潤「それにしても今日熱いなー!」


確かに今日は熱い。


六月はいった頃は雨ばっかだったな。


まぁ、もう6月が終わる週になってきたしな。


魁柊「当たり前だろ。
もう7月なんだし。」


潤「俺溶けそうだ。
あーあついなー....。
あ!そーだ!
俺コンビニいくけど蒼依いかね!?」


潤がコンビニいくなら俺も缶コーヒー買ってきてもらおうか。


あ、もちろんブラックな。


微糖や加糖は飲めねーし。


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