一途な彼と不器用彼女①
そんなクズに俺がまけるとでも?
ハッ...ふざけんな。
みんなまとめてきても俺は目の前の敵を倒すのみ。
敵2「あ、なんならさ俺らの仲間になりなよ。
そしたら君の命は助ける。
どう?君にはいい条件でしょニヤ」
なんだよそれでいい条件なら俺はどんだけ落ちこぼれの連中だよ。
アホだろこいつら。
俺お前らの仲間になるなら死んだ方がましだ。
って前にも言った気がする。
悠葵「それなら姫にでもなってもらってもいいなニヤリ」
蒼依「フッ...お前らの所の姫になるなら死んだ方がましだ。」
敵3「お前っ!なめやがって!
ふざけんじゃねーぞ!」
あ、やべ。
つい声に出してしまった。
でもまぁ本当の気持ちだししょうがねーよな?
あー早く帰って優依や蒼兎に会いたい...。
敵4「って聞いてんのかよ!」
ハッ...優依や蒼兎の顔を思い出してたら敵の事忘れてた。
私としたことが。
ってこのやり取りもうめんどくさい。
はやく決着つけて私は優依達に会いたいの。
蒼依「もううるさい。
そんなに構ってほしいならみんなでこいよ。
チマチマしてないでさ。」
敵1「あ”?
ふざけんじゃねーぞ!
誰が女にまけ...カハッ!」
蒼依「誰が女に負けるかよってか?
その女に負けてるテメーが言うなよ。」
敵3「てめーふざけんじゃねーぞ!
オラァァ...グハッ!」
蒼依「どーすんの。
あと3人になっちゃったけど?ニヤリ」
悠葵「クソッ!
お前ら蒼依をやれよ!」
ほんとあんた人を駒のように使うところ何も変わってない。
ほんと悪に染まったな。かっこわりー。
敵「オラァァァッ!」
でもあいつの指図で動くこいつらはもっとかっこわりーよっ!
バキッ
パシッ
ドスッ
............................。
蒼依「フッ...あとはお前だけ...。」
悠葵「クソッ...まぁいい。
俺がお前を殺ればいい話だからな。」
蒼依「はやくタイマンしようぜ。」
ふぅ...あとはこいつだけ。
優兎斗やっと今日あいつと殺れるよ。
優兎斗なら私に頑張れって言ってくれるよね?