一途な彼と不器用彼女①


そんなクズに俺がまけるとでも?


ハッ...ふざけんな。


みんなまとめてきても俺は目の前の敵を倒すのみ。


敵2「あ、なんならさ俺らの仲間になりなよ。
そしたら君の命は助ける。
どう?君にはいい条件でしょニヤ」


なんだよそれでいい条件なら俺はどんだけ落ちこぼれの連中だよ。


アホだろこいつら。


俺お前らの仲間になるなら死んだ方がましだ。


って前にも言った気がする。


悠葵「それなら姫にでもなってもらってもいいなニヤリ」


蒼依「フッ...お前らの所の姫になるなら死んだ方がましだ。」


敵3「お前っ!なめやがって!
ふざけんじゃねーぞ!」


あ、やべ。


つい声に出してしまった。


でもまぁ本当の気持ちだししょうがねーよな?


あー早く帰って優依や蒼兎に会いたい...。


敵4「って聞いてんのかよ!」


ハッ...優依や蒼兎の顔を思い出してたら敵の事忘れてた。


私としたことが。


ってこのやり取りもうめんどくさい。


はやく決着つけて私は優依達に会いたいの。


蒼依「もううるさい。
そんなに構ってほしいならみんなでこいよ。
チマチマしてないでさ。」


敵1「あ”?
ふざけんじゃねーぞ!
誰が女にまけ...カハッ!」


蒼依「誰が女に負けるかよってか?
その女に負けてるテメーが言うなよ。」


敵3「てめーふざけんじゃねーぞ!
オラァァ...グハッ!」


蒼依「どーすんの。
あと3人になっちゃったけど?ニヤリ」


悠葵「クソッ!
お前ら蒼依をやれよ!」


ほんとあんた人を駒のように使うところ何も変わってない。


ほんと悪に染まったな。かっこわりー。


敵「オラァァァッ!」


でもあいつの指図で動くこいつらはもっとかっこわりーよっ!


バキッ


パシッ


ドスッ


............................。


蒼依「フッ...あとはお前だけ...。」


悠葵「クソッ...まぁいい。
俺がお前を殺ればいい話だからな。」


蒼依「はやくタイマンしようぜ。」


ふぅ...あとはこいつだけ。


優兎斗やっと今日あいつと殺れるよ。


優兎斗なら私に頑張れって言ってくれるよね?


< 248 / 356 >

この作品をシェア

pagetop