一途な彼と不器用彼女①


なんて思いながら歩いていると


グニャリ...。


っ!!私の世界は急に歪みだした。


「黒蝶!?」


それに気がついた回りのやつら。


ふ...やっぱりあいつらもいたか。


なんでだろうな。


こいつらが来てくれた事に安心できる自分がいる。


蒼依「...疾...風...。
やっ...と和...解で...き...た...。」


とりあえず報告を。


疾風「お前はしゃべるな。
もう無茶はするな言っただろ。」


ひど...もうしゃべるなとか。


ハハ...もう反抗する気力も残ってねーや。


それも疾風泣きそうじゃねーか。


疾風が泣きそうとか笑ける。


それよりも私頼んでないものがいんだけど。


なんでいんだよ。


蒼依「クッ...まだ...大丈...夫だ...。
それ...より...なん...で王覇が...。」


そうもう人組邪魔者がいる。


いや、邪魔者ではないんだけど。


でも今は私は黒蝶。


けしてこいつらにばれてはいけない。


疾風「ああ、お前に礼がしたいらしいが。
それよりも先にお前は病院だ。
お前らもそれからでいいか?」


ふ...どーせ疾風は最後にとか思って連れてきたんでしょ。


あんたの行動なんて丸分かりだよ。


王覇「ああ。(うん。)」


疾風「って事だ。
お前はとりあえず眠ってろ。
その代わりついたら起きろよ。
絶対にな。」


でもつれてきてくれて...


蒼依「ああ。わかった。」



─ありがとう



最後にみんなの顔が見れてよかった...。



私は心の中でそう思い夢の世界へと旅だった。


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