一途な彼と不器用彼女①
───...


蒼依「...ん...?」


回りを見ると真っ白い部屋。


そうか...またここにやってきたのね。


それに点滴もついてて。


って私起きちゃったからナースコール押さなきゃだよね。


私はナースコールを押すとすぐに啓がきた。


啓「お前さ、無理はするな。って言ったのに無茶苦茶無理してんじゃん。
アホなの?ばかなの?」


お、久々の登場だよね。啓。


ってかすげー偉くなってんじゃない?


私が寝ている間にそのお口は偉くなったのかなぁー?


蒼依「あ”?俺が寝ている間に言うことは偉くなったなー」


啓「ヒィッ...ごめん。」


ふふ...やっぱり啓は啓だ。


啓「それよりお前どうするわけ?
ここにずっといればいずれにしろ王覇のやつらがここに来る。」


お、ヤクザの幹部様様だ。


って私キャラ変わった?


昔はもっと無って感じだったよね。


啓「....って聞いてんのかよ。」


蒼依「あ?あー。
そんなの今からでも退院してアメリカにいくに決まってる。」


今さらあったって話す事ないしね。


啓「お前がその気なら俺はなにもいわねー。
まぁそー言うことだからお前も準備しろよー!
って言ってもすべて梨絵が準備してたし大丈夫だろう!
俺の準備が終わったら早速空港にいくか!」


蒼依「あ、うん。」


ってか私たちがアメリカ行っているときこの病院どうなるわけ?


だって啓医院長でしょ。


一番偉いさんがどこかいったらやばいんじゃないの?


なんて疑問に思った時にはもう啓はいなかった。


まぁ啓の事だし下のやつらに任せるだろうけど。


それよりも暇だなぁー。


なんて思っていると


コンコンッ


ガラガラガラ...


?「おっ!また生きててよかったな!
お前また無茶するからだよ!」


?「蒼依のバカやろぉぉぉ!
どんだけ心配かければ言い訳!?
私たくさん心臓あっても持たない!!」


?「今日からアメリカいくんだよな?
頑張れよ!こいつらは俺らが見てるしな!
また一年後帰ってこい!!」


?・?「ママーッ!頑張ってねぇーッ!
僕(優依)ママにぃ手紙書いたんだよぉーッ!」


たくさんの人がお見舞に来た。


あ、上から空良、梨絵、疾風、優依・蒼兎だからね。


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