一途な彼と不器用彼女①

*闘病生活*

*蒼依side*


？「...い....おい...起きろ蒼依！
アメリカについたぞぉぉぉ！」


蒼依「...るせー...」


？「ﾋｯ...そ、そんなに殺気だすなよ...。」


？「それはしょうがないだろ。
お前がうるさいからだ。」


？「そーだよ！啓の存在自体うるさい。」


？「俺の存在自体うるさいってどう言うことだよ！おい梨絵！！」


？「俺のに手をだすとはなぁ...一回逝ってろ...」


？「ﾋｯ...ごめん、空良！
だ、だから許...ﾊﾞｷｯ...」


あ、ごめん、見苦しい所を見せて。


さっきの会話に出てきたのはもう分かっていると思うけど私と啓と空良と梨絵ね。


そしてただいま啓はあの世に居ますね。


いまあれ？疾風は？子供たちは？って思った人もいると思うけど疾風はまだ寝てます。


ちなみに子供たちは梨絵にくっついてます。嫉妬しますね。←嫉妬はしてはいけません！我が子は暖かく見守る事！


啓には悪いけどなんで私起こして疾風起こさないのか疑問だった数分前。


あ、バカだからかも...なんて自分で解釈してました。


それよりも疾風を起こすとするか。


蒼依「疾風？疾風、アメリカについたよ。」


疾風「...ああ...って蒼依か！」


蒼依「よし、疾風も起きたしあのうるさい猿はまだ...「起きとるし！それに猿じゃねーし！」起きてたの」


ってかこいつさっき自分が猿って事認めたよね？


だって私が猿って言ったら返答してきたんだし。


梨絵「啓が猿なのは昔からだから！
それよりもはやく病院のなかに入ろ！」


梨絵以外「ああ（だから俺は猿じゃねーし！）おっけー！」


あ、まだ啓猿って認めてないんだ。


猿ってうるさいしすこしウザイ所が啓そっくりじゃん。


もうなんなら啓じゃなくて猿にしたらいいのに。


なんて本人に言ったらすねるから言わないけど。


なんて私は思いながら病院の中に入るとあちこちから英語が。