一途な彼と不器用彼女①
空良「じゃあSHRを終わる。
お前らは空いている席に座れ。」
そういうと空良っちは教室から出ていった。
ってか空いている席って俺の横か後ろじゃねーか。
すると唯斗達は俺のところに来た。
ってか唯斗の他にあの女がいること忘れてたし。
くそ...今日はついてねーな。
唯斗「でも俺はお前らを信じているから。
まぁ俺も蒼依から離れねーといけねーしな。
俺にも大切なやつがいるし。」
「あ、ここ昔蒼依が使ってた席か?」そうあの男が聞いてきた。
陸「あ、ああ。」
「じゃあ俺そこ座ろ。」なんて言って俺の隣に座ってきた。
ってかこいつ大切なやつがいるって言わなかったか?
陸「おい、い、今...。」
唯斗「なに。
お前らそんなに俺に女がいる事が不思議か?」
順「いや、でも蒼依は...。」
唯斗「あ、てめーらまだ俺が蒼依の彼氏って思ってたわけ?」
否定はできない。
俺らはほとんど蒼依の彼氏はこいつだと思ってたからな。
唯斗「俺には小さい頃から一緒だった彼女がいんの。
たぶんお前らも知ってんじゃねーの?
美浦鈴(ミウラ リン)。」
この名前を聞いて誰もが驚いたと思う。
美浦鈴...それは蒼依に続いて男からの人気もあり、そして女子からも人気がある。
そいつがこいつの彼女と知った。
唯斗「あ、そうそう。
てめーらこいつこいつ言うなら名前で呼べよ。
俺も名前で呼ぶからよ。」
魁柊「お、お前偉そうに!」
魁柊がそう言うとちょうどチャイムがなった。
唯斗は「やれやれ、最近のツンデレは大変だな。」なんていいながら嬉しそうだ。
俺は...俺らは...少しは唯斗の意見を信じてみようそう思った。