一途な彼と不器用彼女①


あー久しぶりすぎるけど頑張ろ!


蒼兎「何かあったときはいつも一緒ね?」


優依「当たり前!
よしじゃあいこう!」


そして私たちは今にでも死にかけの王覇の元へと向かう。


優依「こりゃー酷いねー。
鬼だよ、おに。」


「あー”?誰だ...よ...って優依!蒼兎!」


蒼兎「久しぶりだね、昴(Subaru)君。」


昴君はママの仲間なんだけどねー?


桐谷昴(Kiritani Subaru)
桐谷組組長
昔紺野組と同盟を組んでおり今でもあったりする。


陸「...優...依...ダメだ。」


優依「だいじょーぶだよ!陸ぅ!
でも本当に酷い怪我だねー!」


蒼兎「これママに言ったらどうなるだろー?ニヤリ」


昴「おい!蒼依だけは言うなよ!
って蒼依がいねーけど?
お前ら3人ずっと一緒だったじゃねーかよ?」


いや、人間言うなって言われたら言いたくなるよね?


まぁ言わないけどさ。


優依「ママは今いないよ?
この町にも...ボソッ日本にもね?」


私はあえて陸兄たちに聞こえないように小さな声でいった。


昴「そーかそーか!
じゃあ蒼依が帰ってきたら連絡してくれよ!
じゃあ俺ら帰るわー。」


昴には聞こえてたみたいだね?


蒼兎「もう暴走族相手に本気で戦わないでねー☆」


そういって帰っていった昴。


よし、じゃあ私たちも保育園に戻るとしますか。


優依「じゃあね!
陸ぅけんとーを祈ってるね☆
じゃーねー!」


そして私たちも保育園と帰ったんだけど...。


園長「もー!優依ちゃん!蒼兎君!二人とも勝手にどこか行っちゃだめでしょ!」


と園長先生に長々と怒られたのだ。


(園長先生これ以上怒ったら皺がふえちゃうよ!)


なんて優依は一人心の中で思っていた。


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