一途な彼と不器用彼女①
それも高級車だし。
星「まぁ、たまにはな?
でもいちをボディーガード3人付けるけど。」
蒼依「はいはい。
まぁボディーガードいらないけどね。」
だって元紺野組時期組長だよ。
黒蝶だよ。
私を襲うやつなんていないでしょ。
星「いちを、だ!
何があるかわからないからな!
最近の世の中は物騒だから。」
なんていいながら心配している星。
まぁ本人は気づいてないだろうけど。
星は心配するときはピアスを触る癖がある。
蒼依「あーはいはい。
アリガトウゴザイマス。」
星「お前頭狂ったか?」
蒼依「.....星今日女がきても助けんぞ。」
星「ごめんなさい、蒼依様」
ふん...私に暴言を吐くにはまだ早い!
「あのー社長そろそろ会社出ないとお時間が...。」
.....................っ!?
蒼依「おい!星!いくよ!
ありがと!教えてくれて!ニコ」
「い、いえー///」
そして私は星とボディーガード3人と計5人でAホールへと向かう。
歩きながらだから周りからは「〈あの人かっこいい!〉」なんて言っている女性や「〈蒼依社長生でみた!すげー!〉」なんて言っているその辺の人ら。
まぁー星はかっこいいけど。
認めたくないけど。
でも私はブスだからな。
感動してるのだってブス過ぎてすげー!って意味だろ。
みんなしてそんなこと言わなくてもよくない?
まぁーいいけど?
ブスはブスなりに頑張りますから。
なんて開き直っている私。
でもこのあとの出来事で車で行けばよかったと思う蒼依である。