一途な彼と不器用彼女①
*星side*


皆様こんにちは。


なんて口調は本当は使わないんだけどな?


いつもはサバサバしてるし?


どっちか言うと蒼依も俺も仕事上は愛想を振り撒きプライベートだけサバサバする。


だからこそ今日蒼依を1人でパーティーに行かせたくなかった。


パーティーは自分に得がある人のみ媚を売る大人の塊だ。


そんなかに蒼依を野放しなんて...な。


でも蒼依は頑固だからな。


あいつは自分の発言を途中でねじ曲げようとはしねー。


どっちか言うと相手が蒼依に会わせる方だ。


なにもなければいいんだけど。


順「う...やべーな、この部屋」


魁柊「天井どんだけ高いんだよ!」


那緒「シャンデリア...。」


戒「夏々んちとはまた違うな。」


夏々「すごい!!」


陸「星さん久しぶりです。」


んでこいつらは王覇のやつ。


とあとなんだっけ?


訳わかんねーやつ1人。


それにしても陸はいつにまして冷静だな。


他のやつらは目がキラキラしているが。


星「まぁーな。
俺ずっとアメリカにいたし?」


基本アメリカにいるのは財閥の仕事だったけど。


順「星さんはなんでアメリカに?」


星「俺...紺野財閥の副社長になってたからな?
あと紺野組の2トップにもなってたなー。」


麻亜「えー、星さんってーすごいんですね♪」


星「なぁこいつ無理。
キモい。ブス。」


ってやば...。


ついつい口に出してたわ。


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