一途な彼と不器用彼女①


麻亜「もー星さんひどすぎますー!」


なんて言いながら抱きついてきたため俺は避けた。


だってクセーもん。


なんで王覇の姫がこいつかわかんねーし?


蒼依の方が断然あってんじゃん??


戒「麻亜下がってろ?」


戒がそういうと「もー!」と言いながら椅子に座るブス。


魁柊「えっとだから星さんは紺野財閥の副社長で紺野組2トップだからこそアメリカに....って事ですか」


星「ああ。」


........................。


なにこの無言の極み。


え、まじでどうした。


星・麻以外「はぁぁぁぁ!?」


キーーーン...


星「お前らうるせ。」


王覇(麻以外)「す、すいません。」


やべー鼓膜破れたかもー。


陸「って言うことは昔蒼依のところに!?」


星「まぁーそーだな。」


そういや王覇は蒼依を探しているんだっけな?


俺も疾風から連絡あったしな。


那緒「あ、あの!
蒼依は今!?」


星「まぁー。
疾風なら知ってんじゃねーの?
あいつ相沢の奴だし。」


俺しってるけどな。


でもあいつらがどれだけ蒼依を探しているかによるし。


陸「でも理事長は...俺らには教えてくれませんでした。」


だろうな。


あいつは蒼依の言うことは絶対主義だしな。


星「疾風がそれなら諦めるしかないだろ?」


俺はあえて言い方を辛くする。


夏々「で、でも!
蒼依は私の初めてできた友達です!
それにみんなの中をゆういつ見た女なんです!
それなのに簡単に諦めろなんてできません!」


魁柊「夏々の言う通りなんです!
もう俺らが頼れる人は星さんだけなんです!」


陸「俺蒼依に一目惚れなんです。
それにまだ惚れさす途中なんです。
それに蒼依を闇から救えてないんです。
だから星さん小さな情報でもいいので教えてください!」


そういいながらみんな頭をさげる。


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