一途な彼と不器用彼女①
だって実際そうでしょ。
だってパパも優兎斗も殺したのワタシなんだから。
回りはみんな事故、事故って言うけど実際は私が関係する殺人だった。
だからみんないなくなってもしょうがないのかもね。
陸「んな事言うな。
俺はいなくなんねーよ。
俺も王覇のやつらもみんないなくならねーから帰ってこいよ?」
蒼依「でも私帰ってもいる場所ないじゃん。」
どうせ王覇にはあの女がいるんだし。
それに1度裏切った族だ。
そう簡単には信じてくれないかもしれない。
だからもうあの場所には...
陸「みんな待ってる。
下っ端のやつらも幹部のやつらも。」
蒼依「でももう王姫はいるじゃん?」
陸「あいつは...いや、なんでもない。」
蒼依「あ、そう?
もうそろそろ寝た方がいい。」
って今うまくまとめられた?
あいつは...で一回口を閉ざした。
って事はまさか...王覇に...?
まぁあとで調べてみるか。
陸「あ、そうだな。
って俺どこで寝ればいい訳だ?
今さらホテル帰れないし。」
あ、そうだよね。
私の部屋で寝てもらってもいいけど。
余っている部屋になると少し小さくなるしね。
蒼依「狭くてもいいなら部屋があるけど...。」
陸「お前寝ないから私の部屋使ってとか言うなよ。」
...................。
正直そう思った。
だって私今から仕事しても終わるの4時前だし。
それなら寝なくても大丈夫だし。
陸「お前が寝ないなら俺も寝ない。
ってかお前寝ない気がするからおんなじ部屋でいい。」
...........................!?
お、おんなじ部屋!?
陸は恋愛感情ないかもしんないけど私はヤバイからね。
誰も見ないと思うけどでもハズい。
って星が帰ってきたらヤバイか。
でも平常心でいることを心に誓う。
私の性格上取り乱したらおかしいでしょ。
蒼依「まぁ...わかった。
でも私仕事してから寝るから先に寝てて。」
しょうがないから許可したけど。
でも陸はもう寝た方がいい。