一途な彼と不器用彼女①


でもその驚きと共に諦めてしまう自分もいた。


自分には婚約者がいる。


自分がいないと紺野の名前は世界には出ない。


全国には出たとしても世界までには叶わない。


だからこそ私は諦めなきゃいけない。


それからはと言うと特に変わったことはない。


ただ1つだけ言えば優兎斗に彼女ができたことだ。


優兎斗に彼女ができたとき私の心はズタボロだった。


なんで優兎斗に彼女ができたの?


って思ったとき私はやっぱり優兎斗の事諦めきれないんだって思った。


だったら...もういっそうの告白してしまおう。


告白したら少しは諦めきれるかもと思って私は思いきって告白したんだ。


そしたらまさかの“俺も好きだ。”の言葉が。


夢じゃないの?


そう思ったとき唇に暖かい何かが触れた。


その行動で私は夢じゃないんだって思えた。


その日は私の中で一番の思い出となった。


私が告白してから何週間かたった日この日は私の誕生日。


あれから優兎斗は紺野組の時期副組長となり熱田悠葵の婚約は破棄となった。


優兎斗の彼女の件は私が告白する一週間前に別れたらしい。


理由は好きなやつができたとからしい。


その理由を聞いたときはビックリして言葉が出なかった。


私は優兎斗に呼ばれリビングへと向かう。


そしてリビングの扉を開けると一斉になり始めるクラッカーの音。


そして回りからは誕生日おめでとうの言葉が飛び回る。


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