一途な彼と不器用彼女①
那緒「もう次元が違うな。」
蒼依「次元は一緒でしょ。
同じ世界にいるんだから。」
夏々「ってか今思ったら私蒼依と会ったことあるよ。」
え、どこで。
いや、私も見覚えはあるんだけども。
夏々「私の12歳の時の誕生日パーティーの時にあったの覚えてない?
パパが紺野組組長に挨拶に行ったとき私も一緒に付いていっててその時偶然蒼依も居たけどおぼえてない?」
12歳の誕生日パーティー?
パーティー系はあんまりいかないから覚えているはず。
たしか夏々の家は姫木だったはず...。
って姫木!?
蒼依「もしかして夏々の両親って未蘭さんと夏生さんじゃないよね?」
どうか違ってほしい。
いや未蘭さんはいいんだけど...。
夏生さんは性格が嫌い。
夏々「やっぱ覚えてる!?
私のママ未蘭だしパパ夏生っていう名前だよ!」
...................ッチ。
やっぱりあいつのところだったか。
夏生さんはどうも好かないんだよね。
(すいません夏生と未蘭の紹介をここでさせていただきます。)
姫木未蘭(Himeki Miran)
姫木財閥の社長様。
性格は夏々に似ている。
蒼依の事を影ながら応援している。
蒼依の両親と古くからの友達。
姫木夏生(Himeki Natsuki)
姫木組の組長様。
性格はとことんウザイ。
↑蒼依LOVE過ぎてです。
蒼依の両親と古くからの友達。
(お待たせいたしました。
これより先は小説として進めさせていただきます。)
夏々「あ、そんな話していたらパパから電話が!
『もしもしパパ?今アメリカだよ?
あ、聞いて!昔知り合いだった元紺野組時期組長の蒼依と出会ったよ!
え、変われって?
人に頼むときは何て言うわけ?
はいはい、わかった少しまって。』
蒼依パパから電話!」
といいながら夏々は私に電話を押し付けてきた。
え、ちょ...これって電話に出ろって言うこと?
え、やだよ、絶対。
あいつの声聞くたびに拒否反応でるし。←ひどすぎますね。蒼依さん。
だって今だって聞こえるじゃん?
でっかい声で“蒼依ー♡蒼依ー♡愛しているぞ♡ ”って。
だからいやなんだよ。
みんなだって引いてるじゃん。