一途な彼と不器用彼女①
夏々「だからそうやっていつも!
いつも1人で考えるから!」
でもこれは違う。
電話越しからだけど族とは違う雰囲気が少し感じた。
ヤクザか?それとも殺し屋か?
そうなるとあんたらは正直いって足手まとい。
それに怪我したら?
蒼依「もう本当に関係ないから。」
もうこれ以上誰も傷つけないためにも今回はほっといてほしい。
シーンっという効果音が付きそうな感じの部屋に暖かい音楽が流れた。
あ、これ私の電話だ。
蒼依「わかったのか?」
星「ああ、だが今回は厄介だ。」
やっぱり、そう簡単には倒せない相手ね。
まぁ、薄々気づいてたけど。
蒼依「厄介だろうと殺る。
助けるのに手段は選ばない。」
星「拉致ったのは昔お前と優兎斗が殺った殺し屋だ。
場所も以前と変わってない。」
蒼依「わかった。
星は私が帰るまでこいつら見張っとけ。」
こういい私は電話を切る。
やっぱり殺し屋だったか。
って事は今回の目的は私。
優兎斗が生きてたら2人だったけど優兎斗はもう居ない。
だから私が目的なわけ。
あれから5分たった。
残り時間は15分。
今から出てもギリギリか。
でも急がないとあいつらなら殺しがねない。
私は急いでバイクの鍵をとる。
そしてあいつらに鍵を投げる。
蒼依「もし帰るなら鍵していけ。
ここは私の第2の場所だからね。
鍵していってよ。」
私はそう伝え場所へと急いだ。