一途な彼と不器用彼女①
........................!?
蒼依「なんで..いるの....?」
?「そりゃ優兎斗の仇をとらないとな?」
?「それに困ったときはお互い様だろ?」
?「だれだよ...俺の蒼依に怪我負わしたやつ。」
?「夏生のものでもないけどね?」
?「お嬢、久しぶりっす!」
こうして次々と上がってくる声と人がどんどん倉庫に入ってくる。
その数は10000人弱ぐらいの数。
その中には見覚えの顔も。
...夏生さんに...未蘭さん。
...疾風に空良...梨絵...啓...。
....星もいる。
ちなみにさっきの会話は上から疾風、空良、夏生さん、未蘭さん、最後に私の組員君の順番。
他にも相沢の会長や水野の会長に瑞輝。
その他にも見たことある顔がたくさん。
「〈な、なんで紺野組の下がここにいるのですか?
あのとき...僕は確かに殺したはず。〉」
「あ、俺らって殺されている設定でしたっけ?星さん!」
星「あ?そーなんじゃね?
あいつたぶん人数数えてないからその日いなかった奴等が何人かいることに気付かなかったんだよ。」
「え!?そーならそうってゆってくださいよ!
俺てっきり生きてる設定かと思ってました!」
なんて次々と盛り上がるこいつら。
一言いっていいかな。
良いよね。
蒼依「あんたら何しに来たわけ。」
私さっきの会話から思ってたけど何しに来たわけ?
夏生「そりゃー愛しの蒼...「お嬢を助けにきやした!」...っておい!だれだよ!
俺の言...「夏生うるさい。」...はい。」
なんだよ、この会話。
今の状況わかってやってるわけ?
ってか拗ねるなら他所でやれよ。
疾風「人数がすくねーと不利だろ?
なら俺らもってわけ。
お前のためにこんなに集まってくれたから出す答えはわかってるよな?ニヤ」
蒼依「フッ...当たり前だ。
お前らぜってー死ぬなよ。」
もう迷うわけがない。
迷う時間もない。
何故なら敵はすごくしびれを切らしているから。
いや、一名頭を整理しているやつもいるが。
「〈ま、まぁあなた様の見方が何人付こうがこちらには優秀な殺し屋が備わっています。
それにこちらには人質がいるんですよ?〉」
そういうと男は後ろを振り向いた。
そしてそれと同時に唖然した。
いや、ここにいる殺し屋全員と私たちも驚いた。