一途な彼と不器用彼女①
そう誰もが思ったとき
蒼依「...ん。
って...あれ...みんな...どうしたわけ?」
と言う蒼依の声が聞こえた。
疾風「おーおー。
またまた帰ってきたか。
まぁ蒼依は不死身だからな!」
蒼依「不死身ではないけどね。
だって仕事あるし。」
仕事な...っておい!
陸「お前怪我しているのに仕事すんのかよ!」
星「交流の日時はあと延ばしにすっからだからお前は少し休んどけ。な?」
おー...なんか星さんが付いてくれたら諦めてくれそうだな。
俺1人が言ってもゼッテー聞かないし。
蒼依「なに星、夏生さんからの仕事してくれるわけ?
それはそれはウレシイナー。」
星「ゴメンナサイ。
さぁ仕事をヤッテクダサイ。」
..............!?
まじかよ。
星さんあっけない。
星「おい!今陸呆気ないとか思っただろ!」
陸「ま、まぁー...。」
星「お前しらねーだろ!
夏生からの仕事は量が多いんだよ!
それにいちいちあいつの相手がめんどくさいんだよ。」
は......ならなおさら。
陸「大変ならなおさら行かせちゃダメっすよ。
星さんがやってください。」
傷が悪化したらどうすんだよ。
空良「まぁ2人とも落ち着け。
それより誰か医者呼んだのかよ。」
...................。
全員「あ...。」
って誰も押してなかったのかよ。
そしてそれから空良がナースコールを押し医者を呼んでいろいろ検査を受け異常ないと言うことで医者は仕事に戻った。
蒼依「フフ...なんか久々。
こうやって面と向かって話すのも。
なんか新鮮。」
星「まぁ...な。
だってお前俺が帰るまでに寝てんじゃん。」
蒼依「だってしょうがないじゃん。
星帰ってくるの毎日4時だよ。
毎日起きられるわけないじゃん。」
まぁ4時は誰も起きてねーよな。
なんて思いながら実はシェアハウスしてたことは知らなかったため少し嫉妬をしてしまう。