一途な彼と不器用彼女①


零「蒼ちゃんの隣が空いてるよ!
昔は一緒に寝たじゃん!」


潤「ハッ!?
お、お前ら...そんな仲なのか!?」


は?そんな仲ってなに?


零「当たり前だよ!
蒼ちゃんの事はなんでーも知ってるよ!」


ってか零これみんなの反応楽しんでるだけじゃない?


だって零の顔めっちゃ笑ってるし。


蒼依「零みんなをからかわない。」


零「バレちゃった?
って言うことでみんなはもう消灯時間だから帰ってねーん☆」


もう可愛いんだけどね。


ってかもう消灯時間なのね。


アレから看護婦さん来ないから全然気づかなかった。


ってか陸達は泊まらないんだね。


どっちでも私はいいんだけどね。


陸「別に俺らもいていいんじゃねーの?
お前がいるならな。」


零「えーダメだよー。
僕の蒼ちゃんだからー!」


陸「てめーのじゃねーし!」


って声がでけーよ。


その声で看護婦さん来ちゃってるし。


って、看護婦さん目がハートですよ。


零「カッカしちゃだめだよ、君。」


陸「てめーのせーだよ!」


ってかいつまで続くわけ?


こいつら絶対看護婦さん来ているの気づいてないよね。


蒼依「ねぇ少し静かにしてよ。
看護婦さん困ってるし。
まず陸達泊まるわけ?」


陸「んあ?
んなの決まってんだろ。
泊まるに決まってる。」


んーじゃあ...ベッドがあと6つほど持ってきてもらって...。


あとみんなご飯...


零「えー!?
君たち泊まっちゃうの!?
僕絶対嫌だ!
ねぇ蒼ちゃん考え直そうよ!!」


うるさいな。


耳元で話さないでよ。


まだ零抱きついてるからね。


蒼依「ちょっと零黙って。
陸達ご飯食べたわけ?」


私がそういうと零はショボンとなった。


んー...かわいそうだけどしゃーない。


またあとで構ってあげるとして...。


戒「蒼依が起きるの待ってたから食べてない。」


んーじゃあ...


蒼依「〈追加であとベッド6つほど持ってきてくれますか?
あとこの人達のご飯もお願いできますか?〉」


「〈はい承知しました。
今回はどちらに請求を?〉」


蒼依「〈本社の方にお願いしますね。〉」


「〈承知いたしました。
少しお待ちください。〉」


すると看護婦さんは病室を出ていった。


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