一途な彼と不器用彼女①
*蒼依side*


あの事件から1週間がたった今...。


私は日本のmy houseにいます。


なぜか王覇の奴等も一緒に。


潤「でもしっかし蒼依ん家広いな。」


魁柊「さすが社長って感じ。」


夏々「ってか前から思ってたけどもの少ないね。」


戒「まぁ物がないだろうとは想像してたけどな。」


零「でしょ?
まぁ上がって上がってー!」


1人ずつのコメントありがと。


陸は喋ってないけどね。


ってか零自分家みたいに入れちゃってるけどここ私ん家ね。


この1週間は大変だった。


零は相変わらず私の家に帰ってきたけどでも日本に来ても陸達と喧嘩ばっかり。


もう捨ててやろうかと思った。


実際は捨てないけど。


まぁ1週間がたった今は前よりは険悪な雰囲気はなくなった。


零「まぁテキトーに座ってよ。
僕は蒼ちゃんの横ね。」


陸「あ”?
零はこの1週間ずっと蒼依の横だっただろうが。
少しは蒼依離れしろ。」


零「もーりー君うるさいよ。
蒼ちゃんは僕の者だから!」


陸「あ”?蒼依は零の者じゃねーよ。」


まぁ...たまーにこういう喧嘩?は起きますけど。


でもこれでも零は仲良くしてくれてる。


もっと酷いときは殺気バンバンだから。


夏々「あ、そうそう。
今日の仕事って北風組潰すんでしょ?」


おい...なんで知ってんの。


もしかして...。


蒼依「あーうん。
もしかして夏生さん?」


夏生さんがポロポロと?


夏々「うん、パパがね。
“武力向上するなら今日の零達の仕事を見てろ”って。」


は...?あのバカ何考えているわけ?


まず武力向上って戦国時代かよ。


蒼依「ふーん...夏生さんが言ったのなら別にいいんじゃない?
まぁ私的には影で見てくれる方がありがたいけど。」


影の方が私たちの殺気を直撃しなくてすむから。


仕事になると私も零もソコソコの殺気を出すし。


人格も多少変わるしね。


あ、陸達には前もって麻亜さんの家を潰してもいいか許可はとってある。


その許可がおりたから今日は潰しにいくわけです。


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