一途な彼と不器用彼女①
──ガチャ
私たちは2階にたどり着き扉を開ける。
前をみると私の勘の通り組長と優依達がいた。
見た感じ2人に怪我はなさそう。
蒼依「ねぇ?組長さん?
誰の子供に手を出したかわかってんの?
ってかお前私たちの傘下だったよね?
タブー起こしてどうなるかわかってんの?」
ちょびーっと殺気を出して言うと案の定。
組長「あ、あ、当たり前だろ!」
うん、ビビってる。
これまだ10%しか出してないんだけど。
蒼依「じゃあ返してくれない?」
そういって組長に近づくと
組長「ち、近づくんじゃね!
近づくならこいつら殺すぞ!」
やっぱタダでは返してくれないよね。
まぁ子供達の事は空良に任せようかな?
これでも子供たちには護身術を学ばしてあるし。
ちょっとぐらいなら殺られない。
組長「お前らやれー!」
「「おりゃぁ!」」
幹部さんこんにちは。
明らかに目の焦点おかしいけど。
まぁ向こう4人だから2と2でやればすぐでしょ?