一途な彼と不器用彼女①




あと、私が学校行かないと女の子って言うのかな。


もうパンダみたいな女の子がうるさいからね?


うるさいって言うかなんて言うんだろう。


ま、説明するのがめんどくさいからしないけど。



蒼依「じゃあ帰ろうかしら。」



疾風「家まで送る。
蒼兎達は今空良達が迎えに行ってるから。」



空良達にたくさん迷惑かけた。


なんか悪い気もするけど。


今度みんなの好きな食べ物でもご馳走しようかな?



疾風「早く行くぞ。」



蒼依「うん。」



本当にありがとう。


その言葉はたぶん本人には伝えないと思うけど。


私が居なくなっても蒼兎達を大きく元気な子供に育ててよ。


育てなきゃ怒るからね。



なんて思いながら病室をあとにした。



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