一途な彼と不器用彼女①




そうだ俺らはなかなか来ない紺野蒼依の事を担任に聞いてみた。


…アイツの事は担任や理事長に聞くしかない。


アイツの事知ってる奴はいないからな。



それに担任はなんか悲しそうな表情で俺らに言った。


何故担任ががそんな表情になるのかもわからないが。


あんな顔する奴なんだなって思った。



戒「それにお前らも見ただろ。
俺がアイツの肩に手を置いただけであいつは震え出して過呼吸になった。
って事はあいつは男嫌い、もしくは人間嫌いだ。
そんなやつが男とヤってるような感じがするか?」



確かに、戒の意見が正しいかもな。


あいつは戒が肩に触れただけで震え出した。


普通の奴ならそんな事されたら嬉しすぎて倒れるか何か反応するだろ。


あれは明らかに男嫌いだ。


証拠に俺らの事を拒否した目で見てたからな。



那緒「アイツの事がわかったことでどうするんだよ。
まさか、アイツをアレにするつもりかよ。」



潤「…な訳ないだろ。
流石の人良しでも流石に陸ならないだろ?」




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