一途な彼と不器用彼女①
陸「夏々がいるのもわかってるし前はプレイガールだった紺野蒼依を姫にするのも抵抗がある。」
潤・那緒「「ならっ!!!」」
陸「でもあいつ見てるとなにかを諦めたようなそんな気がする。
あの闇に埋もれた目といい。
無表情の顔といい。
だから俺らの力でアイツの感情を取り戻したい。
俺はアイツの笑ったところが見たい。
だから俺はあいつを姫にしようと思った。」
女に興味ない俺だけどこんなに女のために何かをするのは初めて。
他の女なら見捨ててる。
泣きようが喚こうが勝手にしろ。
それが俺のモットーみたいな感じだった。
そんな俺を知っているお前らだから賛成してくれると思ってる。
戒「ま、いいんじゃない?」
潤「なんでだよ!」
戒「こんなに女に夢中になる陸初めてだろ?
俺が知っている陸はこんなに女に執着する陸じゃないし。
『この機会で陸の女嫌いが少しでも治ればいい』って思ったから俺は別にいいけど?
それに紺野蒼依が裏切る裏切らないは二の次だと思うけどな?」
「「…………。」」