一途な彼と不器用彼女①
──*──*──



───ガチャ



───スー…スー…スー



リビングの隣の部屋を開けると。


規則正しい寝息が聞こえる。


そして、そこには。


2人でくっつきながら眠っている子供達。


朝が寒かったのかも?


なんて思いつつも携帯電話でパシャり。


だってこんなに可愛い子いないよ?



……って、くっついている所申し訳ないんだけど。



蒼依「蒼兎!優依!起きなさい!」



と2人の名前を読んで2人を起こす。


蒼兎と優依は私がさっきからゆってた男女の2人組の名前。


2人とも朝が弱くて。


何でか朝だけすごく幼くなるんだよね。


けど母性本能が擽られるぐらい可愛いんだ。



< 5 / 356 >

この作品をシェア

pagetop