一途な彼と不器用彼女①

*呆気なくばれてしまった*

──*──*──



陸「なんで保育園なんて行くんだ?」



梨絵「ま、いろいろとあるの!」



ま、いろいろって言っても1つしかないんだけど。


結局みんなで来た保育園の迎え。


さっきからチラチラ見られるけど。


絶対疾風達と王覇のみんなのせいだ。



園長「あら!蒼依ちゃん!!」



蒼依「あ、園長先生!」



園長「うわー今日は疾風君達じゃなくて知らない人もいるわねー!
それもイケメンさん!
あ、優依ちゃん達今すぐ呼ぶね!」



蒼依「あはい。」



園長先生って言葉を聞いたらおばちゃんを思い出す人もいると思うけどここの園長先生は若い。


まだ36才だし?


それにおてんぱだけどでもしっかりしている。



園長「優依ちゃん?蒼兎君?
蒼依ちゃん迎えに来てくれたよー!」



なんて呼ぶと...うん。


いつもこうなるんだよね。


だって保育園の先生から子供までみんな走ってきたし。


子供なんて「蒼ねーちゃん!」「梨絵ねーちゃん!」って来るんだからね。


本当に子供はみんなかわいいわね。



まぁ大の大人は「疾風くぅ~ん♡」「空良くぅ~ん♡」「啓くぅ~ん♡」って目をハートにしていつもくる。



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