君とすごした5日間
テーブルにご飯を配膳した。

「「いただきまーす」」


今日は鮭と味噌汁とおひたしだ。


「……うま」


「それは良かったー!」

水樹は嬉しそうな笑顔を見せた。


「あっ、そうだ!葵くん。」


「なに?」


「私も同じ学校行くことになったから!!」

「ゲホッ」


「驚いた!?」


水樹はイタズラっ子のような笑みを浮かべた。


「んーまぁ……」


「ってことで、学校案内よろしくねっ!!」


「なぜにそうなる。」

「だって知り合いは、葵くんだけだし?」


「……はいはい」


渋々承諾した。


確かに水樹、制服着てるな……


エプロンでみえなかったけど。


俺はパパッと食べて、皿を片付けた。


「ごちそうさまでしたー」


「あ…葵くんまってまって!!」


水樹は急いで片付けた。


「お母さん、お片付け任してしまってすみませんっ……」


「大丈夫よー!気をつけていってらしゃい!!」


「学校生活に馴れたら徐々に手伝います!!じゃあ、行って来ます!!」


「…行って来まーす」

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