〔完〕俺様な君に恋をして。
席に着くと、彼はもう来ていた。



「あの、これからよろしくね。」



緊張しながら声をかけると、



「え?あぁ、よろしく。」



不愛想な返事が返ってきた。



彼って実は結構冷たいのかな?んー、でも私のこと助けてくれたし。。



っていうか、彼はもうあんなこと覚えてないか。



なんてことを考えていると、彼のものではない大きい声が前から聞こえてきた。



「ちょっと前橋さん(夏鈴の苗字)!今、佐藤くん(龍介の苗字)とあいさつしてた!?」
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