〔完〕俺様な君に恋をして。
「いや、覚えてるよ。」



龍介君は普通の声のトーンで言った。



「えぇ、覚えてるの?」



嬉しいような嬉しくないような・・・「う~ん・・・」と悩んでいると、



「あんなに足が血だらけの女、忘れるわけないだろ。」



で、ですよねー・・・。そんな風に覚えられてもうれしくないなぁ・・・。
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