〔完〕俺様な君に恋をして。
ホントの気持ちを言うと夏鈴さえいてくれれば友達とかいなくてもいいんだけどな。
今は夏鈴といる時間を楽しみたい。
でも・・・
楽しもうにも楽しめないんだ。
「龍介ーー!!」
俺の名前を叫びながら抱き着いてくる夏鈴。
学校でこんなことするのは勘弁してほしい。
恥ずかしくて死にそうだ。
「それやめろっていってんだろっ。」
「えー、いやだっ。」
やめろっていってもベタベタ甘えてくる夏鈴。
引きはがせない俺も甘いんだろうな。