イクメン作家と恋心。初期版。(修正済み&205ページ挿し絵有り)

190cmもありそうな長身で
スラッとした体型にロック系の黒い服装。
耳には、ピアスをいくつか付けて
アクセサリーもしていた。

色素の薄い銀髪に綺麗な切れ長の目。
そして何より

芸能人も驚くほどの美形だった。
思わず見惚れてしまうほどだ。

こんな人が本当に
あのベストセラー作家・蓮見真夜先生なのだろうか?

「おい。何、固まっているんだ?
人の話を聞いているのか?」

「……。」

あまりの衝撃で硬直する私。
そうしたら思いっきりデコピンされた。

痛い……。

「ちょっ…何をするのですか!?」

「アホ面で固まってるから
目を覚まさせてやっただけだ。
それより今から出かけるからお前も一緒に来い」

はい!?

「えっ?何を言っているのですか!?
げ、原稿は?」

こちらは、早く
原稿を貰わないといけないのに…。

< 6 / 206 >

この作品をシェア

pagetop