痛々しくて痛い
「颯さんとお話してると、ホント楽しくて…。麻宮君もままだやんの設定を聞いたら、きっと笑っちゃいますよ~」
「あ、ああ…」
しかし、麻宮君はちょっぴり戸惑ったような表情でそう返答しながらデザイン画を返して来た。
あ、いけない。
一人で勝手に盛り上がっちゃって。
現場を見ていない人には、きっと何が何やらだよね。
「えっと…」
話題を変えるためと、そして実は休みの間とても気になっていて、ぜひとも確認しようと思っていた事をこのタイミングで質問する事にした。
「プレクラス会、どうでした?」
今度は麻宮君は『え?』という感じで目を見開く。
「吉田さん達は元気だったでしょうか?」
「あ~。えっと…。うーん」
……ああ、私ったら。
つくづく話の組み立て方が下手なんだから。
唐突な話題変換で麻宮君を混乱させてしまったじゃないか。
「げ、元気だったよ」
しかし彼はすぐに自分を取り戻し、笑みを浮かべながら返答してくれた。
「綿貫と一緒に働いてるって言ったら、すっげーびっくりしてた」
「あ、そうですよね。びっくりしますよね。私自身未だに信じられないし」
「いや、綿貫はいい加減自覚しろよ」
そしていつものごとく律儀に突っ込みを入れてから話を続ける。
「…会えなくて寂しいけど、これからも、お仕事頑張ってね、だってさ」
「う、うんっ」
「あ、ああ…」
しかし、麻宮君はちょっぴり戸惑ったような表情でそう返答しながらデザイン画を返して来た。
あ、いけない。
一人で勝手に盛り上がっちゃって。
現場を見ていない人には、きっと何が何やらだよね。
「えっと…」
話題を変えるためと、そして実は休みの間とても気になっていて、ぜひとも確認しようと思っていた事をこのタイミングで質問する事にした。
「プレクラス会、どうでした?」
今度は麻宮君は『え?』という感じで目を見開く。
「吉田さん達は元気だったでしょうか?」
「あ~。えっと…。うーん」
……ああ、私ったら。
つくづく話の組み立て方が下手なんだから。
唐突な話題変換で麻宮君を混乱させてしまったじゃないか。
「げ、元気だったよ」
しかし彼はすぐに自分を取り戻し、笑みを浮かべながら返答してくれた。
「綿貫と一緒に働いてるって言ったら、すっげーびっくりしてた」
「あ、そうですよね。びっくりしますよね。私自身未だに信じられないし」
「いや、綿貫はいい加減自覚しろよ」
そしていつものごとく律儀に突っ込みを入れてから話を続ける。
「…会えなくて寂しいけど、これからも、お仕事頑張ってね、だってさ」
「う、うんっ」