【短編】 黒い蝶





「…珍しい蝶だったね。」


「でも、なんか、怖かった」


「ねー、でもすごい綺麗。」


「ね。」




私達はこれだけの会話をし、また違う話へガラリと変えて、


また、笑った。



優姫と話していると、あっという間に時間は進む。



もう、分かれ道まで来てしまうと「バイバイ!」と笑って、別々の道を歩きだした。











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