愛を愛して
そうわかっていても、
頬にくる強い痛みにも
母が私に必ず言う言葉にも
「生まなきゃよかった・・・そうすれば私はまだやり直せたのに・・・」
慣れる事なんて、ない。
「あなたもどうせ出ていくんでしょう!?」
出て行かないよ、と何度宥めても、母は私の言葉を受け入れようとはしない。
父は見てみぬふりだ。いつもそうだ。
「私を捨てて・・・出て行くのよ、あなたも・・・・
蒼みたいに・・・」
メニュー