Assassins
何かあれば連絡してほしいと。
そう言い残して、倉本と巽は店を出て行った。
「ありゃあ凄腕だな」
松岡が裏口から顔を覗かせながら言った。
「完全に疑われてるぜ、お前。犯人に繋がる物的証拠としては、そのアイスピックしかねぇが…『刑事の勘』って奴で、お前の事を臭ぇと睨んでる筈だ…鼻の利く連中だ。まるで猟犬だな」
「……」
そういう松岡も、裏口の扉一枚隔てただけの状況で、完全に気殺で気配を消し、倉本達に存在を気取らせる事はなかった。
流石は一流の暗殺者だ。
そう言い残して、倉本と巽は店を出て行った。
「ありゃあ凄腕だな」
松岡が裏口から顔を覗かせながら言った。
「完全に疑われてるぜ、お前。犯人に繋がる物的証拠としては、そのアイスピックしかねぇが…『刑事の勘』って奴で、お前の事を臭ぇと睨んでる筈だ…鼻の利く連中だ。まるで猟犬だな」
「……」
そういう松岡も、裏口の扉一枚隔てただけの状況で、完全に気殺で気配を消し、倉本達に存在を気取らせる事はなかった。
流石は一流の暗殺者だ。