最悪Lover
「はじめ!!」


開始の声と共に、間をつめる相手の大将。


ホントに勝てるの?れ・・・


と、思うや否や・・・



つかまれかけた蓮條は、素早い身のこなしで回り込み・・・!




「一本っ!!」



周りから歓声が上がるばかりの、見事な背負い投げの一本勝ちをした。



私もこればかりは、大嫌いな蓮條だったが、


不覚にも見とれてしまった・・・。
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