最悪Lover
「お待たせしました」

ささっと、ドリンクを並べ、逃げようとする・・・が・・・


「おい!」

すかさず蓮條が、言葉で制止する。



「何?もう用はすんだでしょ?」

「熱いから、冷ませ」



はぁぁぁ!?


じゃあ、アイスコーヒー頼めよ!!


「氷をお持ちします!!」


ムカつきながら、戻ろうとするが、


「おまえが冷ますんだよ。ここで」


ここで?


そう指示したのは、蓮條の膝の上だった。
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