最悪Lover
すると、蓮條は、


「そんなにアイツがいいなら・・・」


そういいながら、私の制服のボタンを器用に外し、右の首筋に唇を這わせる。


「っ!やぁ・・・」


私は突然の事で驚き、声をあげようとしたが再び口を塞がれる。



「バンパイアの餌食になれ」


首筋には、噛みつくような痛みを感じる。


「っ!!んんっ!」


やだっ!何されてるの??




しばらく蓮條の好きにされた後、私は怯えていた暗さも忘れてホラーハウスを飛び出した。
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