最悪Lover
校舎にもたれる形で、蓮條と向かい合う。


「急用って何?私、忙しいの!」


すると、蓮條は冷静に話し出す。



「アイツに告白されてか?」


「っ!関係ないでしょ!!」


「図星か・・・」


ホントに、全く蓮條には関係ない。


すると、蓮條の指が私の首筋にかかる。


「印、つけてやったのに、告白されんな」


「なっ!」


つけてやったですって!?


「頼んでないし、迷惑!!」







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